直交配列したローラー間はスペーサリテーナで区切られており、ローラー同士の相互摩擦による回転トルクの増加を防止できます。また、従来の鉄板リテーナーを使用するリ使用するタイプに比べ
ローラー片当たり現象やロック現象が生じず、予圧を与えた状態でも安定した回転トルクが得られます。
更に、内輪または外輪が2分割構造のため、予圧を調整することができるので高精度の回転運動が得られます。
2分割している内輪または外輪は、ローラーとスペーサーリテーナを取り付けた後、分離しないよう固定されているため、取り扱いが容易です。
アンギュラボールベアリング複列仕様と比較し、転動体がローラーを使用した線接触構造のため、剛性は3倍-4倍以上に向上します。